米軍基地が発注する業務や購入する製品と資財は、合衆国政府による公正な入札により決定されています。すべての入札情報は合衆国政府の管理するウェブサイトで公開されており、正式な登録と入札手順を踏めば、企業の国籍や規模を問わず入札に参加できます。実際多くの日本企業が入札により仕事を受注しています。
日本国内には、現在29県に85ヶ所の米軍基地(空軍、陸軍、海軍の駐屯地)とその関連施設があります。沖縄を始めとした全国の基地から多くの入札案件が発生しています。
- * キャンプ・フォスター−アメリカ海兵隊(米軍専用施設)
- * キャンプ・コートニー−アメリカ海兵隊(米軍専用施設)
- * 嘉手納飛行場(通称「嘉手納基地」)
- * 普天間飛行場−アメリカ海兵隊(米軍専用施設)
- * キャンプ・シールズ−アメリカ海軍・海兵隊(米軍専用施設)
- * キャンプ千歳−アメリカ陸軍(米軍専用施設)
- * キャンプ座間(在日米陸軍司令部)(米軍専用施設)
- * 岩国飛行場−アメリカ海兵隊(米軍専用施設)等
米軍基地が日本の企業にオーダーする仕事は、基地の中で暮らす人たちに必要な日用品の購入から、基地内の工事・建設、保守・管理、レストランの出店など大規模なものから小規模なものまで様々です。しかもどこかの基地で毎日仕事が発生しています。したがって入札の対象となる業種も下記の通り製造業や土木建築業、卸売業、サービス業など多岐に渡っています。
- ■ 製造業 ■ 車両関連業 ■ 土木・建設業
- ■ 食品関連 ■ サービス業 ■ 医療関連
- ■ 衣料関連 ■ 電気・家電関連 等
2011年度の落札事例はこちらからご覧になれます。
株式会社インターナショナル・ビジネス・センター(以下IBC)は国内の事業者様を対象に米軍基地の入札支援サービスを行っています。IBCの入札会員に登録すると、入札の事業者登録・更新から落札後のフォローまでお客様をフルサポートします。
お客様は最初に会社の登記簿謄本とIBCへの申込み書類を提出頂くだけで、登録更新作業はIBCが代行します。
- <登録手続きの流れ>
- ・米軍基地の入札へ参加するにはまず米軍入札担当事務所”DUNS”への登録が必要です。
- ・登録が完了すると ”CAGE CODE”が付与されその後”ORCA””CCR”へ登録をします。
- ・すべての登録が 完了するとアカウントが発行され入札参加が可能になります。アカウントの有効期間は1年です。
※登録にあたっては審査があります。
米軍事務所のホームページに公開された入札情報からお客様の業種に合った案件をセレクトし、日本語に翻訳してメール配信します(配信は不定期)。
入札申請書類(英語)をお客様に代わってIBCが作成し、米軍基地に提出します。
※書類の提出は原則的にお客様が行いますが、メールやFAXによる申請が可能な場合はIBCが代行して申請を行います。
- ・米軍基地との本契約に際して、契約内容や順守の仕方を日本語で説明します。
- ・米軍基地への納品は指定の場所へ直接お客様が行いますが、建築現場など現場での外国人とのやり取りが必要な場合は、通訳を派遣します。
- ・納品後の各書類(終了書、納品書、請求書等)の作成も当社が代行します。また、受注後のトラブルサポートについても相談に応じます。
項目 | 料金 | |
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IBC入札会員様に ご提供するサービス |
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36,000円(年間契約) ※期中解約の場合、返金はいたしません。 |
入札書類作成および入札申請代行 | ・物品等の単発の入札案件:~6,000円 ・1年契約の入札案件:~3,5000円 ・2~4年契約の入札案件:~6,5000円 ・5年以上の契約の入札案件:~8,5000円 |
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通訳の派遣 | 別途ご相談 | |
落札手数料 | 落札金額の3%~8% (案件によって異なります) |